読書記録(2023.02)

 

2月の読書記録です。

 

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  • 図書館の魔女 烏の伝言

おととしに読んだ、図書館の魔女の続編。

なぜかずっと読んでなかったけど、それを後悔するくらい面白かったです。

あれ、これはもしかして…!と思うような伏線があったり、前作の主人公である図書館の魔女マツリカも相変わらずの感じで、読み進めるのが本当に楽しくて、あっという間に読んでしまいました。

第3作のタイトルが発表されてしばらく経つけど、早く続きが読みたくてたまりません。

 

  • 君のクイズ

本屋大賞にも選ばれているこちら。積読していた文芸雑誌に掲載されていたので読んでみました。嫌ミスではないと思うけど、読んだ後になんかモヤモヤしてとても記憶に残りました。終わり方が現実味ありすぎてちょっと怖い。

 

田舎の中高一貫の女子校。都会から嫌々入学してきた少女と地元から入学してきた少女。

この手の話、好きな人多いのでは…?

かげきしょうじょ!とか好きな人はきっと好きになるはず。

 

 

  • うしろめたさの人類学

1年半くらい前に読んだ、「はみだしものの人類学」と同じ著者の本。うしろめたさ〜のほうが先に出ていたみたいです。

時間が経てば研究が進んでるのもあるのか、おすすめするならはみだしもの〜のほうかなあ。より初心者向けに書かれているからわかりやすい。

 

  • 蜂の物語

蜂がリアルすぎてちょっと怖いけど。絵画みたい。



アメリカやイギリスでない海外文学読んでみたいなと思って本屋の棚を眺めていたときに見つけたのがこれ。装丁がとても素敵だったのと、内容に惹かれて買ったのですが、結局イギリス文学に分類されるものだったという…

階級社会である蜜蜂の社会でも、最下位の階層に生まれたとある蜜蜂の物語。

昔、国語の教科書で蜜蜂のダンスについての話があった気がするくらいの知識だけど、この一冊でかなり蜜蜂の生態に詳しくなった気がします。ほかのディストピア文学も読んでみたい。

 

  • 家が好きな人

絵が好みでずっと発売を楽しみにしていた本。

たまたまサイン本を見つけてしまい、嬉しさに心の中でスキップしながら購入。

こんなところで生活してみたいな、と思える部屋ばかり。引っ越しや模様替えがしたくなりました。

 

邦題とあらすじに騙された、が読んでいるときの印象。あらすじだけ読んで、ボーイミーツガール的な物語だと思っていたら大間違い。壮大すぎて、頭の中がはてなでいっぱいになりながらもページをめくっていたら、いつのまにか最後のページでした。

世界観と文章が難解すぎて、たぶん半分くらいしか理解できていない気がします。途中で見たブクログのレビューと、巻末の解説でようやく全貌がつかめた感じ。オリエント系のファンタジーのイメージが強い乾石智子さんが「一度読んでも良く理解できなかった」と解説で書いているのを見てちょっと安心してしまったのはここだけの話。

 

 

2月は忙しいからあんまり本読めないかも、と思っていたけど、逆に通勤電車で現実逃避したくて本ばかり読んでました。

3月はどうなるかな〜。最近はファンタジーとか海外文学多めだったので、3月は別系統も読んで行きたいと思っています。(3/12現在、エッセイばかり読んでいます。)

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。