ロックケーキを作った話
子どものころ、夢中になって読んだハリーポッター。その中に登場する、ハグリッドが作ったロックケーキはとても硬くて食べられたものではありませんでした。
幼かったわたしは、名前からのイメージもあって「とても硬くてゴツゴツしている、魔法界でしか食べられないお菓子」だと思っていましたが、実際はイギリスではよく食べられているお菓子でした。
大好きなマンガである、「午後3時 雨宮教授のお茶の時間」の3巻を読んで初めて知った本来のロックケーキの姿。レシピも掲載されており、手順もさほど難しくなさそうだったので、作ってみようと思い立ちました。
用意した材料はこちら。
牛乳はあまり飲む習慣がないので一番小さいサイズを。
フルーツはレシピ通りのものが見つからなかったので、ドライフルーツミックスで代用し、その分グラニュー糖の量を減らしました。スパイスはオールスパイスのみ買い足しました。あとは家にあったものを使用。
スパイス類の分量の割合も目分量で。オールスパイスとナツメグをたくさん入れた時の味が想像できなかったので、気持ちシナモン多めにしました。
作り方はスコーンとほぼ同じで、ただ材料を混ぜていくだけ。バターをすり混ぜる作業が少し大変でしたが、調理時間は計量や粉をふるう時間も含めて15分くらいでした。
適当な大きさになるようにタネを天板にスプーンで落として、オーブンで焼くこと約25分。
予想していたよりもぺちゃんこになってしまいましたが、完成!
名前の通り、見た目がゴツゴツしたものができました。
焼きたてがおいしいとのことなので、紅茶を入れて早速おやつに。
スコーンよりもサクサク、でもクッキーよりはしっとり。
心配していたスパイスの風味も、シナモンを多めにしたおかげで気になりませんでした。
残りはひとつずつラップで包み、半分は冷凍することにしました。甘さ控えめだったので、朝食にもできそうです。
今回、「ロックケーキを作ろう!」と決めてから食べ終わる瞬間までずっと楽しかったので、今回こうしてブログに書き残しておくことにしました。
「午後3時 雨宮教授のお茶の時間」にはセイボリーのレシピも載っているので、次はそちらにチャレンジしたいです。
webで連載している作品なので、ご興味ある方はぜひ。